オリジナルストーリー『"U"LYSSES』後編の作品紹介。
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英語表記 Takashi Noba Byrne-Blake
日本表記 野場・生司・バーン=ブレイク
生年月日 2128年06月24日/かに座
■登場作品■
・ユートピア/救世都詩
野場・ヒイズ・バーン=ブレイクと野場・ケイト・バーン=レイクの一人息子。アブラクサスとの関わりの強いバーン=ブレイクの名を嫌い、公の場ではバーン=ブレイクの名乗りは放棄した(イギリス国籍を放棄したわけではない*)。
アルマのことを、「ユマちゃん(或いはユマ)」と呼ぶ。これは、幼い頃彼がアルマの漢字表記「有真」を、アルマと読まずに「ユウマ」と読み違えたことがきっかけ。アルマは、タカシにのみ自分を「ユウマ」と呼ぶことを許し、タカシはさらにそこから親愛を込めて「ユマ」と愛称で呼ぶようになった経緯がある。
穏やかで理知的で温厚そのもの。だが、寒田ハルいわく「傲岸不遜なまでに冷酷な無血虫」らしく、アルマ以外の人間など本当の意味でどうでもいいと考えているという。本人もそれは自覚しており、眼鏡は伊達で、他人に「無血虫」である自分を隠すためのツールとしてかけている。
故に、ゾアの戦闘スタイルも着装時は「魔術師」と称されるほど熟達したテクニックを見せるが、アルマの危機や、彼の「逆鱗」に触れると豹変し、眼鏡が外れ「狂戦士」の名に相応しい、野獣の如き我武者羅な戦い方をする(マユリは「燃費の悪い迷惑な」戦い方と評している)。また、怪力の持ち主でもある。
故に、ゾアの戦闘スタイルも着装時は「魔術師」と称されるほど熟達したテクニックを見せるが、アルマの危機や、彼の「逆鱗」に触れると豹変し、眼鏡が外れ「狂戦士」の名に相応しい、野獣の如き我武者羅な戦い方をする(マユリは「燃費の悪い迷惑な」戦い方と評している)。また、怪力の持ち主でもある。
彼のアルマ以外の人間などどうでもいいという姿勢が、アルマ自身にも影響している部分が少なからずある。
頭の良さは努力秀才型のアルマとは違い、父親譲りの天才のギフテッドタイプ。ゾアの中でアロトロープに教育を受けながら、彼を模倣してアイソトープを作成するほど(それでも、父親の天才は人智を超えており、自分は父親に比べればままごと程度しか出来ない凡人だとしている、だが、ヒイズは情抜きで、タカシの才能を「鷹はトンビを産まない」と言って、本人の卑下意識の産物としている)。
ただ、外見や実は直情径行なところや頑固なところは「否が応でも母親を思い出させる」と三輪総監が漏らすほどである。
父親の暴挙を食い止めるため、父親を殺害したが、既にアロトロープもゾアも完成しており不完全に終わっている。肉体も記憶も存在全てをゾアの中にスガタによって組み込まれた
父親への愛憎が邪魔し、アルマを守りきることが出来ないと踏んだタカシは、同位体(アイソトープ)に身体を譲り渡すことと引き換えに、己のペルソナは父親の残した理論をもとに、ゾア・ユリゼンに移植した。だが、のちにユリゼンはアルマを守るために自爆し、この時に完全に本来のタカシは消滅する。
あっけなく身体を引き渡したタカシだが、そのうちには、いずれアイソトープもアルマを愛するようになるという確信があったらしい。
異常なまでに父を非難するセリフが目立つが、むしろ、父として深く愛していたが故に裏切られたことに対してひどく恨むようになったとも言える。ただ、一番彼が苦しんでいるのは、「父を許すことが出来なかった自分自身」と、「許せなかったことで、アルマから居場所を奪った自分自身」など、自分自身に対する憎悪と言った方が正しい。
アルマを何よりも大切にしているのは、それがたとえ子どもの時分の判断だったとしても、彼が許せなかった「父を許し」、またタカシ自身を「許してくれた」瞬間から、彼女は、タカシにとって「大切な幼馴染」から「世界よりも貴い女神」となったからである。母のケイトが無償の愛で父のために犠牲になった経緯から、彼女だけはこの身が滅ぼうとも、世界と引き換えにでも守ることが、唯一彼の、存在理由、「人間の条件」となった。
アルマを何よりも大切にしているのは、それがたとえ子どもの時分の判断だったとしても、彼が許せなかった「父を許し」、またタカシ自身を「許してくれた」瞬間から、彼女は、タカシにとって「大切な幼馴染」から「世界よりも貴い女神」となったからである。母のケイトが無償の愛で父のために犠牲になった経緯から、彼女だけはこの身が滅ぼうとも、世界と引き換えにでも守ることが、唯一彼の、存在理由、「人間の条件」となった。
ゾアの中で、ヒイズの作ったプログラム(アロトロープ)相手に学習をしていたため、多少へんてこな常識が身に付いている。社交性はあるが、寒田ハルが言うように、一見正常に見えて異常である。
彼が自爆したことは、ヒイズの人格プログラムであるアロトロープに少なからずショックを与えた(ただのプログラムであるはずの自分が哀しみを覚えたことを、アロトロープ自身も驚いていた)。
*ちなみに、本作品では日本もすでに重国籍を認可している設定なので、国籍選択などは特に問題化しない。
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