大学長が被選帝を選出し公帝を投票指名を行使することができる大学。各ランドに存在する。当初はランド１つに１つの大学であったが、後世には追加され、2校となっている(下記各後者大学名は追加大学である)。イギリスの未来を決定するため大きな責任と名誉を負っている。しかし、その大学長らを左右しているのはアブラクサスである。

ハイバーンランド…トリニティ・カレッジ、クイーンズ・ユニバーシティ
イングランド…ケンブリッジ・ユニバーシティ、セント・アーサー・ユニバーシティ
トゥーレランド…トゥーレ・ユニバーシティ、イース・ユニバーシティ

英語表記　Chiaki Ochi
日本表記　越智　千暁

　スガタの元助手。現在はクロノスの専属医として勤務している。

英語表記　Patrick Kevin Tones
日本表記　パトリック公帝、ケヴィン・トーンズ

第二期（ユーホリック/伝導書簡）～第三期（ユーフィリア/福音書）におけるイギリス公帝。

英語表記　Eumperor
日本表記　公帝（ユンペラー）

　イギリス連合公帝国の元首。イギリス国教会の首長。ハイバーンランド、イングランド、トゥーレランドそれぞれに存在する被選帝家の候補者から、それぞれに存在する選帝大学の学長らによる投票会議によって選出される。

　公帝になる以前の候補者は投票候補になった時点で初めて自分が候補者であることを知る。一度候補者になったものは二度と候補者に指名されることはできない。

　また、各ランドの持ち回りのため、同じランド出身の者が二代続けて選出されることはない。ただし、辞退は可能。辞退しても、もう一方も先帝とは違うランド出身のため問題はない。この辞退権限は、第一被選帝者のみで、一度落選された第二被先帝者にこの権限はない（この例が、コーリカとパトリックにあたる）。

英語表記　United Communion of Hibern and Britain and Thuleland
日本表記　ハイバーンランド及びブリテン及びトゥーレランド連合公帝国

 正式名称はハイバーンランド及びブリテン及びトゥーレランド連合高帝国。西暦1603年、イングランドのエリザベス女王の遺言に基づき高帝制度が開始されて以後、の国名である。世界初の教育機関が為政者を選出・決定する国家体制を採用した。