オリジナルストーリー『"U"LYSSES』後編の作品紹介。
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英語表記 Chandiran Kadal
生年月日 2081年02月04日/水瓶座
キリタヤ・スターヴリング・ディヤナーラジャの婚約者。タミル系スリランカ人。父は初のタミル系スリランカ首相となった、タヴァンタイ・カダル元首相。
父は政治抗争で暗殺されてしまったが、父の遺志を信じ、憎悪に取りつかれずスリランカの親和政策を支持している。 ディヤナーラジャ一家とは付き合いが古く、キリタヤとも幼馴染である。
ケンブリッジ大学に獣医学を学びに留学しており、共通科目で原子シンと同じクラスということと、彼女とショウの恋仲などの事情から親身にすることが増え、親友となる。その間にスリランカ・パンデミックが発生したため、そのままイギリスに留まり、キリタヤと暮らしていた。
シンが結婚を許してくれた父に、双子を見せるために空港に迎えにいく際に付き添いとして同行。その折にエアゲイト航空機2591便爆破事件に遭遇し、シンを守ろうとしたため重症を負う。幸い、生命に別条なく、後遺症も残らなかったが、状況が状況だったためシンは彼女も死んだと思い混み廃人となった。この経緯から、シャンディランはこの事件の裏で暗躍する組織に対して強い怒りを燃やすことになる。
その後、キリタヤがヒイズを引き取り、彼の母代わりとして6歳まで愛情を我が子同然に注いで養育した。キリタヤが甥のスガタを引き取ることに関しても、自分が母親代わりとして育てると意気込んでいたほど、母性の強い人物である。
スリランカ再建にあたり、研究で手いっぱいのキリタヤに代わり一時的に帰国する。だが、その帰国中にスリランカ暴動が勃発し、彼女はディヤナーラジャ一家ともども売国奴として処刑された。
のちに発覚するが、キリタヤの子を妊娠していた。
彼女の死は、キリタヤに狂気を齎し、またヒイズにも暗い影を落とすことになった。
シャンディランとは、タミル語で「月」という意味だが、シャンディラン自身はこの名前を「生命が住めない星の名前」ということで、あまり好きではない、ということを幼いヒイズにこぼしていた。それを偶然聞いていたキリタヤは、月が生命の存在を許す環境にする、ということが一つの目標となったが、それはアルコーンの誕生という悲劇的な形で達成されることとなってしまった。
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