英語表記　Hugin
日本表記　フギン

　ヒイズもスガタも多忙で、タカシ・アルマの面倒が見きれないときのために、彼らの世話全般のために作られた二体の鳥型の小型ハウスサイボーグの片方。ペットのような外見とは言え、ハウスキーパーとして家屋全ての電子コンピューターと繋がっているため、家事を全て無人で処理できるうえ、人間との会話も可能。

　原型はキリタヤがスガタのために上記と同様の目的作ったブランという同様の鳥型ペットサイボーグ(ヒューがかつて飼っていた三足のカラス、ヤタの脳髄を搭載し、その外見も似せて作った)更に改良したものである。何が違うかと言えば、ブランはそのままヤタの脳髄を移植しただけのものであったのに対し、フギン(及びムニン)はハウスキーパーという職務を遂行するため、脳髄補助システムによって人語を解し、対話出来るほど知能を獲得した点にある。

　フギンはブランの左脳を継承し、基本的にタカシ付き。見分けは右目を瞑っていること。